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個別株式への投資検討は、ビジネスモデルを基礎として行いたい。 

今日は久々に日本株式市場にやや暖かな風が戻ってきました。

保険の内容確認のための、
インターネットサービスの登録終了についても昨日やっとはがきが届きましたが、
あまり使い物にならないサービス
=投資額がリアルタイムでわからないであったため、
結局営業担当者に直電する(´・Д・)」

という手段に出た結果やっと金額がわかりほっとしました。

保険契約については契約内容の見直し/契約解除は諸事情ありできないのですが、
(保険で払うよりも実質的にはるかに多くのリターンがある、ということです。)
保険契約の内容詳細については改めて時間を作って把握しなおしたいところです。

さて、全然表題から関係ない話題で入ってしまいましたが、
投資について基本理論とはかけ離れていそうなところから僕の考えをまとめていきたいと思います。

企業会計原則は減価償却費の取り扱いからわかるように、
依然としてゴーイングコンサーン(継続企業の前提)を主として語られているわけですが、
日本においては実は300年以上継続しているような企業は、上場企業の中にあまりありません。
というかあるのだろうか?( ‘o’)
※IFRSはあまりチェックできていません。

これは日本が戦敗国であり、
産業構造がその後大きく変化したこともありますが、
更にその要因を深耕すると島国であるという地理性や、
鎖国という独特の制度から異文化交流が進んでおらず、
外国産業の流入が遅れていたということも一因にあるかと思います。

また、同じように経済循環の波も永続的に成長し続けることはありません。
アメリカのIT産業の伸長から提唱されたニューエコノミーに関する議論も、
結局は景気循環の波に戻っていくこととなりました。
※ニューエコノミーとは、 ITの活用によって極限まで在庫調整が加速された結果、
 見込み生産や需給のタイムラグが消失し、
 それによって景気循環がなくなるのではないかという仮説に基づいた新しい経済環境のことです。

さて、ここまで書いて何が言いたかったのかというと、
長期間続く事業/モデルは多くないということです。
直近では商品が特定の個人に対する財/サービスの提供など、
より細分化された形態に変わっており、
少品種大量生産は終わり、多品種少量生産になり完全に終わったと考えています。

また、現在はブログでの記事公開もそうですが、
オープンイノベーションによるノウハウの即時共有/汎用化や、
リバースエンジニアリング(要するに分解して組み込まれている部品構成を丸パクリする)による、
他社製品への即時同質化(=製品ライフサイクルの超短期化)により、差別化が困難になってきます。
※バルミューダ製品のパクリ疑惑:超先進中国「シャオミ」に盗作疑惑

ここまでの前提を整理すると、
メーカーは直ぐに製品を模倣されて差別的価格を取れなくなり、
ペネトレーション・プライシング戦略に舵を切らなければならないわけですが、
結局人件費の問題などで価格でも差別化できずに終わり、
近年のテレビと同様に値下げの過当競争に陥る可能性が高いです。

また、IT関連についてもソースコードがたとえばGitHubなどに公開されており、
模倣するのが容易なうえ、日本国内でみても人材の流動性がとても高く、
技術流出の可能性が大きいです。

ではどのような財/サービスの提供者が競争に巻き込まれにくい、あるいは打ち勝つのでしょうか?
①特許権など産業財産権を多く保有している=法的規制がある
②建物/生産設備など固定資産に縛られている資本が少ない
③その土地固有の財/サービスを展開している
④ビジネスモデルが成長しない
⑤デファクト・スタンダードを獲得している
⑥新規事業への投資意欲が高い

というようなところかと考えています。

①はキヤノンがこの戦略を綿密に行っています。
 キヤノンの会社パンフレットでまず目に飛び込むのは特許数のPRでした。
 産業財産権を保有していれば、仮に模倣されても裁判で収益を取り返すことが可能です。
 また、クロスライセンスにより他社の特許利用も安価に許可を取ることができます。
②は衣服メーカーながらファブレス(工場を持たない)の形をとる、
 ファーストリテイリングがこれに当たります。
 ちなみにiPhoneを生産/販売する米アップルもEMSをフル活用していることで有名です。
③はタクシーなどのその土地特有のサービスが当たります。
 ただし、人口数や世帯数などデモグラフィック関数の影響を大きくうけます。
 そのほか景気変動に強いことで有名な風俗産業もここに当たるかもしれません。
④は僕が投資している人材サービスがそうですが、ほとんどビジネスモデルが変化していません。
 新卒採用手法はほぼ変化していないですし、広告などの募集媒体は変化していても、
 派遣などのサービス自体は無変化です。
 成長スピードが異様に遅いので大きな変化はありませんが、その分安定しやすい傾向にあります。 
⑤はデファクト・スタンダードを獲得するまでのコスト
 (クリティカル・マス獲得までの広告/提携費用)はかなりかかりますが、
 デファクト・スタンダードを獲得すると独占/寡占によりセリング・パワーを獲得できるため、
 高収益が獲得できます。
 たとえばソニーのblu-ray V.S. 東芝HD DVDの戦いで、blu-rayが勝ったことがこれにあたります。
⑥はこれが一番大事だと思うのですが、永続的なビジネスモデルがないとすると、
 新規事業にどこまで投資でき、主事業から撤退できるか、ということかと思います。
 日本ではフィルム事業をほぼ引き払い、デジタルカメラや化粧品/医薬へ事業転換した
 富士フイルムの例が有名です。
 ※ちなみに同時期にアメリカにあった米コダックは事業転換できず破産法を適用しました。
 富士フイルムの場合はキャッシュリッチであったこと、既存製品のシナジーを働かせることができたことが
 大きな要因ですがこれを実行できる上場著名企業はほとんどないと思います。
 特に日本は新規事業を作るのが下手です(新規事業を作るサポートをするコンサル会社があるくらいです)。
 よって、現在の著名企業の業態転換はあまり期待できないと考えています。

と、いうことで僕は①~④に共通している人材サービスのビジネスモデルを注視しています。
但し人材サービス市場もデモグラフィックの変化(人が採用できない)のあおりを大きく受け始めたので、
3~5年くらいの期間でこれまでの前提が大きく崩れ始めるでしょう。

変化があるということは地力のある企業に絞られるということになり、
業界の再編による1社当たりの企業価値向上=時価総額UPが図られることになります。
ということで現在は僕なりに業界のうちどのプレーヤーが強いのかを検討し、投資しています。

テンバーガーを狙うような投資対象の選定としては、このような選定方法は不向きでしょうけれども、
経済環境の変化を織り込みつつ投資対象を戦略的に選定するのはなかなか楽しいです。

※当ブログでは自身の成果記録のため保有銘柄を公開しておりますが、投資を推奨するものではありません。
 当ブログの情報により損害、不利益等が生じたとしても、管理人である浪費家夫は責任を負いかねます。
 ・・・このような投資初心者の零細ブログを見て投資する方はいらっしゃらないとは思いますが、念のため失礼します|ω・`)



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Comment

Name - もっそ  

Title - No title

なるほど、ビジネスモデルですか!
自分が勤めている会社をろうひかさんが掲げる①〜⑥に当てはめて考えてみた結果、
「・・・やばいかも」との結論に至りそうです笑

にしても、どうすればこれ程までに各会社のビジネスモデルに関する
知識が身につくのでしょうか?雑誌やマーケティング戦略本等でしょうか?
こういった情報の収集・インプットが少々苦手でして・・・
何かアドバイス頂けると有難いです。
2016.03.10 Thu 21:45
Edit | Reply |  

Name - ろうひか  

Title - No title

>>もっそさん
僕の場合だとマーケティングを昔勉強していたころの杵柄ですが、一般的には東洋経済の業界地図のような業界研究本がおすすめです!
http://goo.gl/wZlUvA

内容の要旨が簡潔にまとめられているので、気になった(趣味等で関心がある業界ももちろんOK)業界/企業は個別サイトから確認していくのが良いと思います。

僕も次の業界はどこかを勉強する際には、知識が古い状態からスタートしますので、次回以降は業界研究本に目を通すつもりです。

そのほかでは、読みづらいですが春山昇華さんのFacebook投稿もフォロー機能をつかってウォッチしてます。https://www.facebook.com/shoka.haruyama
Facebookは個人情報を晒すというリスクもありますが、RSSのように特定著名人の投稿を集めやすいのでリアルタイムで確認したい場合は有用です。

僕の場合は春山さんのほかに例えば駒崎弘樹さんの投稿も見ています。世間的にも介護/育児の問題は日本国内で現在最も関心が集まっているテーマだからです。


また、マクロ環境から考える場合はコンサル会社のレポートから見ていくと個別の指標をいちいち収集しなくても済むと思います。ただし個人的には興味のない情報が多い気がするので、あまりおすすめできないですね。
参考:日本総研の定期刊行物https://www.jri.co.jp/report/medium/publication/

ほかに有用な情報があればまとめて記事化してみますね!
2016.03.11 Fri 02:34
Edit | Reply |  

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